センターだより

民事模擬裁判

2017/12/21

2017年12月19日(火)の午後、王立法律経済大学のAホールにて、3年生4年生の合同授業の一環として、民事模擬裁判を実施しました。

3年生4年生は、この10月から、日本語で書かれた民事模擬裁判の教材に基づき、当事者の法的主張、争点、争点と証拠の構造などを学習してきました。この民事模擬裁判は、これまでの勉強の成果を発表する機会です。

カンボジアの民事訴訟法は、尋問の順序について、裁判長、尋問の申し出をした当事者、他の当事者の順番で行うことを原則としています。しかし、日本法を学習している3年生と4年生は、日本の民事訴訟法・民事訴訟規則のルールに基づき、交互尋問の方式(尋問をした当事者、他の当事者、裁判長の順番で行う尋問)で、尋問を実施しました。

民事模擬裁判の準備は大変だったようですが、「とても楽しかったです」と学生たちは言ってくれました。

判決は、来週26日の合同授業で言い渡される予定です。