センターだより

9期生卒業式(修了式)

2020/07/24

2020年7月23日(木)CJLC9期生の修了式が行われました。

3月から始まった教育機関の閉鎖以降、CJLは授業を全てオンラインに切り替えました。未曾有の経験の中、1日たりとも学びが止まることがなかったのは、学生たちの努力があったからこそです。田舎に戻ってそこから毎日授業に参加したり、家が停電になって、途中でオンライン授業が受けられなくなったり、インターネットの状態が悪かったり、いろいろありましたが、全員が学び続けました。

カンボジアは現在、学校での対面授業は再開されていません。しかし、修了式はせめて対面でと考え、大学に相談したところ、「15名以下なら」という条件付きで、毎年修了式を行なっている大学内のホールで実施することになりました。

修了生は6名、教員は5名、大学から1名、カメラマンやお手伝いの学生3名、15名ぴったりで式は行われました。その他の方は、オンラインや動画で参加してくださいました。パソコン2台、タブレット端末1台を駆使して、日本各地と繋げます。

王立法律経済大学からは、ルイ・チャンナー副学長の代理として、スウン・ソーポアン副学長がご参加くださいました。

名古屋からは、名古屋大学大学院法学研究科長の増田知子教授、CALEセンター長の藤本亮教授、日本に帰国中のCJL常勤講師(日本語)の金村マミ先生が、祝日にも関わらずご参加くださいました。

在カンボジア日本大使館からは、駐カンボジア特命全権大使の三上正裕様からご祝辞を頂戴しました。お祝いのスピーチを動画で送ってくださいました。

修了する9期生を代表して、ポーン・ウィミエンボパーさんがスピーチをしてくれました。「CJLの大変さは、CJLの学生しかわかりません」確かに、その通り。しかし、その大変さを乗り越えて、今日の式に参加ができました。

最後に、全員で集合写真。

9期生の皆さん、本当におめでとう!皆さんの未来が輝かしいものになることを、教員一同、心より祈っています。

なお、写真は全て11期生(新3年生)のスレン・メンツェアンさんが撮影してくれました。どうもありがとうございました。

(文責 レイン幸代[日本語教育主任])