センターだより

2年生、3年生も修了しました!

2020/07/27

4年生の修了式(卒業式)が行われる前、同じ日、2020年7月23日に、2年生と3年生の修了式も行われました。こちらは完全オンラインです。

まずは最初に、2年生(11期生)。6名が修了しました。11期生を代表して、レアクスメイさん(画面向かって右側の、上から2番目の人)がスピーチをしてくれました。1年間で、クラスメートとの関係が深まかったこと、これからも一緒に頑張ろうという、短い時間で書いたとは思えないほど、立派なスピーチでした。

次に、3年生(10期生)。こちらも6名が修了しました。10期生を代表して、ヴィヴァットさん(画面向かって右側の一番上の眼鏡をかけた人)がスピーチをしてくれました。「七夕に私がお願いしたから、皆さんが修了したわけではありません。みんなの努力の結果です」。はい、もちろん、その通りです。

1年生(12期生)は、勉強を開始した時期が違うので、修了式はもう少し先です。

オンラインになったからといって、学力の面で何か大きな影響があったとは思わない、というのが教師一同の感想です。むしろ、大学の授業時間や通学にかける時間が短くなったことで、CJLの勉強がもっとできるようになった、という話も、学生からはありました。

一方で、今後考えていかなければならないこともあります。それは、「学生同士の関係づくり」です。CJLは、横(同級生)の結束力も強いですが、縦(先輩・後輩)のつながりも、非常に重要です。これまでは、図書室で一緒に勉強したり、イベントへの参加などを通じて、自然に、そのつながりが生まれていました。しかし今年はそれが難しく、特に1年生は、2019年12月中旬にCJLに入学してから約2ヶ月でオンライン授業に切り替わり、横のつながり自体も作ることができていないままである可能性があります。

そのため、今教師としてできることは、学生同士がつながる「場」を作ることではないかと考えています。勉強とは関係なく、集まって、おしゃべりがしやすい「場」を定期的に、継続的に、提供していくことが、今後の課題です。

カンボジアでもオンライン授業が今後も続くのかどうか、先行きは全く不透明です。しかし、今からできることを少しずつ実践していきたいと思います。どなたか、「カンボジアの大学生とおしゃべりしたい!」という人がいましたら、ぜひお知らせください。

(文責 レイン幸代[日本語教育担当])