センターだより
田高先生スクーリング(3/19~3/22)
2018/05/04
2018年3月19日~22日、2年生~4年生を対象としたスクーリングが実施されました。
今回は、慶應義塾大学の田高先生にお越しいただきました。
田高先生は、ウズベキスタン、ハノイ、モンゴルの各センターでスクーリングを担当した経験があるそうです。
2年生向けのスクーリングは、法学入門として、1回(約2時間30分)行われました。
田高先生は、
「法とは何ですか?」
「なぜ法を学ぶ必要がありますか?」
という問題につき、分かりやすい事例を用いて、丁寧に説明してくれました。
3年生・4年生の授業は4日間連続で行われました。
田高先生のスクーリングでは、以下の主なテーマを学習しました。
・「契約を破る自由」~日豪砂糖交渉事件を素材とした国際的な法意識調査を踏まえて~
・契約規範の拡大~契約締結前の義務、契約終了後の義務~
・過失責任の原則とその修正~製造物責任法を中心として~
また、スクーリングの最終日には、3年生の学年論文、4年生の研究計画の発表会が行われました。
田高先生は、発表した学生一人一人に対して、丁寧なアドバイスをしてくれました。
田高先生、本当にありがとうございました。
特別講義(2月28日)
2018/04/23
2018年2月28日の午後、3・4年生を対象とした
「リーガルリサーチ」(株式会社TKC 山澤様・林様)
「外国人技能実習制度」(弁護士の高尾先生、元カンボジアセンター特任講師)
の特別講義が実施されました。
株式会社TKCの山澤様・林様からは、学年論文の執筆に際して、TKCローライブライリーをどのように活用できるか、実際にPCを操作しながら、分かりやすく教えていただきました。
講義の内容は、学生のみならず、学生を指導する法学講師の立場からも、とても有意義なものでした。
また、山澤様・林様からは、
『リーガル・リサーチ第5版』(日本評論社、2015年)
を寄贈していただきました。
ありがとうございます、大切に使わせていただきます。
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高尾先生は、外国人技能実習制度について、その概要のみならず、日本で実際に起きている具体的な問題について、分かりやすくお話してくれました。
学生に対して難しい質問も出ていましたが、学生たちは、一生懸命考えて、それに答えようとしていました。
高尾先生、ありがとうございました。
和田先生 労働法特別講義(2月27日)
2018/04/23
2018年2月27日(火)の午後、3・4年生を対象とした労働法の特別講義が実施されました。
今回は、名古屋大学法学研究科の和田先生にご担当いただきました。
働き方改革、貧困の格差など、最近の問題点について、分かりやすく教えていただきました。
学生にとっては難しい内容だったかと思いますが、労働法に興味を持つための貴重な機会になったかと思います。
また、和田先生からは、
『日本の法』(日本評論社・2017年)
『労働法』(日本評論社・2015年)
を寄贈いただきました。
和田先生、ありがとうございました。
CJLC10周年記念式典
2018/03/07
2018年2月26日(月)、午前10時よりCJLC開設10周年を祝う、記念式典が開催されました。
元RULE学長で、現教育・青少年・スポーツ省政務長官のユック・ゴイ先生、在カンボジア日本大使館公使の別所健一様を始め、CJLCに関わりのある多くの方々がこの式典にご出席してくださいました。
式典の司会は在校生、通訳は修了生が務め、プログラム中の「祝いの踊り」や「ふるさと」の合唱等、過去、現在の学生たちが大活躍してくれました。
そして、年に2回、書道講座をボランティアで教えてくださっている伊藤先生も、式典中に揮毫を書いてくださり、また日本で書いて来てくださった作品を大学に贈呈してくださり、会場は大いに盛り上がりました。
たくさんの方に支えられ、CJLCは無事に10周年を迎えることができました。これからの10年間もこれまで通り、これまで以上にがんばりますので、どうぞよろしくお願い致します。
第1回CJLC同窓会
2018/02/28
2018年の2月下旬は、CJLC10周年ウィークでした。その幕開けとして、2月25日(日)に名古屋大学同窓会(名古屋大学に留学したことのある、カンボジア人がメンバー)と合同で、第1回CJLC同窓会を開催しました。
CJLCからは、修了した学生(第1期生〜第6期生)はもちろん、現役生(第7期生〜第10期生)も多数参加してくれました。
1期生、そしてそこに2期生が参入。次の後輩を呼びます。
3期生、4期生、5期生…と増えて行き、最後は10期生が入り、これで集合写真の完成!
先生も学生も、来られなかった人ももちろんいました。途中でCJLCを辞めた学生も、今までたくさんいました。でも、この写真の中には入っていませんが、そういった人々も現在の「CJLC」を形造る、大切な人々です。
これまでCJLCと関わりを持ってくれた、全ての人に対して心から感謝の言葉を送りたいと思います。
これからも、いつでもCJLCに遊びに来てくださいね。