Research and Education Center for Japanese Law 日本法教育研究センター

Nov 2016 留学短報

9月から日研生として京都大学に留学しているツェベルマーさんからお便りが届きました。
センターでは飛びぬけて優秀だったツェベルマーさんが、西の雄・京都大学でどのように成長して帰ってくるか、楽しみですね。


皆さん、こんにちは。
モンゴル国立大学法学部日本法センターのツェベルマーです。

今年の10月から日本の京都大学に日研生として1年間日本語・日本文化を勉強することになりました。課題が多すぎて、日本に来てあっという間に1ヶ月間経ってしまったことに今、気づきました。

まず、最初に私が勉強している京都大学を紹介したいと思います。
大学のビル内の掲示板に、「自由の学風は京大の憲法である。」と書かれています。研究テーマなどを先生が提示し、学生がそのテーマのなかの一つを選んで研究するといったモンゴルの制度とは違います。
実際に、日本人の友達の京大生で、先生すら詳しくないテーマで研究をしている学生もいます。先生にアドバイスをもらえるように先生の知識に限ったテーマではなく、だれも研究していない自分の好きなテーマで研究をする。これこそが新しい発見の基となるのではないかとも思いました。

また、モンゴルではあり得ない話ですが、大学のキャンパス内で鶏を飼ったり、裸で踊ったりする人もいます。


★構内を駆けずり回る鶏の群れ



★学内のシンボルである時計台の前にて、(上)学生たちの裸踊り(下)大学への不満表示

今月、京大生はとにかく、他の大学の学生でもみんな楽しみにしている「学園祭」が行われます。
またもう一つ、モンゴルでは学生が大学に対して意見や不満などを言うことはとくに国立大学にはないことです。しかし、ここでは学生が大学に対して、運動をしたり、デモを行ったりすることができます。また、政治的な運動や宗教のサークルまであります。まだ出会っていないのですが、京大には面白い人がたくさんいるように思います。

続いて、来日してからのこの1ヶ月間での自分の経験や感想を述べます。日本での生活はすごく便利で、安全です。
とくに、京都はきれいで、静かで居心地の良い所です。ですが、まだ観光はしていません。授業の課題はとても多いです。モンゴルにいたときと変わらないほど毎日忙しく、元気にやっています。日本での生活は便利ですが、不便なところもあります。特に、外国人にとって不便なところがあります。たとえば、私たち日研生は学部生と同じく毎日学校に通っていますが、地下鉄、バスなどの学割はもらえません。
また、銀行の口座を作っても法律上、最初の6ヶ月間はクレジットカードでお金を払うことできないため、毎月家賃を払うために銀行に行かなければいけないことになっています。しかし、これはあくまでも経済的な部分での不満で、大学での勉強や一人暮らしの生活などに関しては十分満足です。


★京都の三大祭である「時代祭」をクラスメイトと見学 左からフランス人、私、スェーデン人、ベトナム人

話が変わりますが、私は今12ヶ国から来た20人のクラスメートと一緒に勉強しています。みんな、日本語が上手で、日本の歴史、古典文学などまで詳しい人も数人います。
私は正直いって恥ずかしかったです。みんなの冗談の中に出てくる日本語が全く分からなかったりもします。またみんな、なんらかの楽器、最低一個は演奏できます。それに、母語以外に二つ以上の言葉が分かります。私は、今まで法律それに日本語を勉強しているから、他に何かを勉強する時間はないとずっと思っていました。
しかし、それは大きな間違いだったことに気がつきました。なので、失った時間でできていたことを今からやろうと思っています。

最後になりますが、私がこうして活躍できているのは名古屋大学、日本法センター、先生方のおかげにほかなりません。このことを忘れずに、日本法センターの学生であることに誇りを持って、将来もっと立派な人間になりたいと思っています。以上です。

 
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