Research and Education Center for Japanese Law 日本法教育研究センター


▲カンボジアスピーチコンテスト上位入賞した1期生/学生たち/七夕の願い

日本法教育研究センター(カンボジア)概要

カンボジアは日本の法整備支援重点国であり、名古屋大学大学院法学研究科も、裁判所、司法省、大学等から法学を専門とするカンボジア人留学生をこれまで数多く迎えてきました。2008年9月には、日本語での日本法教育を実現するため、王立法経大学内に日本法教育研究センター(カンボジア)(以下、CJLカンボジア)を設立しました。2011年には設立4年目を迎え、最高学年である4学年まで初めて学生が揃いました。2012年7月には、初めての卒業生を輩出しました。

内戦による人材不足 

カンボジアは、長年の内戦を経験し、1975年から1979年にかけてのポル・ポト時代には、わずか4年間で数百万もの命が奪われました。内戦終結後、1993年に憲法が制定され、近代化に向けて外国の支援により、法律の整備がなされています。日本も民法・民事訴訟法の起草支援をし、新しい法律を根付かせるためには、法律を運用する法曹人材、大学の教壇に立って法律を教える教育の育成など、法学教育の充実が不可欠です。CJLカンボジアは、明日のカンボジアを担う人材を育成していきます。

主な教育実績 

毎年60~100名程度の学生がセンター入学を希望し、約25名の学生を選抜します。3年生からの日本法講義が日本語で理解できるよう、カンボジアの一般的な日本語教育機関より密度の高い日本語教育を行っています。王立法経大学のカンボジア法の講義に並行してCJLカンボジアの講義を受講する学生たちは、日々忙しい毎日を送っています。
これまで、2010年、2011年の2年連続日本語スピーチコンテストで優秀者を出したり、国際交流基金日本語学習者訪日研修(各国成績優秀者)に選ばれるなど、カンボジア国内でも際立って優秀な成績を修めています。日本語能力試験でも、1期生から1級合格者を出しています。

日本とカンボジアをつなぐ架け橋

学生たちは、将来、法学者、弁護士、外交官、日系企業での就職等を夢見て、日夜勉学に励んでおります。修了生の中から優秀な学生は、名古屋大学への留学を予定しています。
近年は、カンボジアに進出する日系企業も増大しており、日本法とカンボジア法の双方を理解できる修了生が両国の架け橋としての活躍が期待されます。
2011年には、学生を、JICA法整備支援プロジェクトおよび日系コンサルティング企業にインターンシップ生を派遣し、2013年の時点では1期生2名がJICA法整備支援プロジェクトアシスタントとして勤務しています。

▼プノンペン市内に位置する王立法経大学校舎

大学紹介

王立法経大学は、カンボジア国内における随一の法律専門家養成機関と位置づけられており、法学部、行政学部、経済経営学部、経済情報学部の4つの学部から構成され、学生数は1万人を超えています。法学部は、国内最大規模でありCJLカンボジアは、法学部、行政学部の学生に対して開講しています。
センター所在地  F Building, Royal University of Law and Economics, Boeung Trabek,Sangkat Tonle Bassac,Khan Chamkarmon,Monivong Blvd,Phnom Penh,Cambodia

名古屋大学と王立法経大学の交流の沿革

1992年
 国連力ンボジア暫定機構(UNTAC)の下で復興に取り組み開始
1993年
 総選挙の実施、新力ンボジア王国憲法の公布
1998年
 カンボジア王立法経大学(当時はプノンペン大学法経学部)と名古屋大学大学院法学研究科の間で学部間学術交流協定を締結
2008年9月
 日本法教育研究センター開設

 
センターからのお知らせ
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