Research and Education Center for Japanese Law 日本法教育研究センター

08年入学1年生/ケン ポリン

クメールお正月(しょうがつ)

 クメールお正月(しょうがつ)は いつも 四月(しがつ)十三日(じゅうさんにち)から、十五日(じゅうごにち)までです。

 でも、時々(ときどき) 四月(しがつ)十四日(じゅうよっか)から、十六日(じゅうろくにち)までです。

 このおまつりはとても楽しい(たの)です。休む(やす)時間(じかん)ですから、みんな休(やす)みをとります。学校(がっこう)は休(やす)みです。会社(かいしゃ)も休(やす)みです。そして、農家(のうか)の人(ひと)もやすみです。しゅうかくしたやさいや、果物(くだもの)や、米(こめ)があります。ふるさとから遠(とお)い所(ところ)に住(す)んでいる人は ふるさとへ りょうしんや、兄弟(きょうだい)にあうためにあそびに帰(かえ)ります。

 元日(がんじつ)、カンボジア人はお寺(てら)へ行(い)きます。新年(しんねん)、いいことがあるようにおいのりします。わるいことは前(まえ)の年(ねん)に置(お)いて、忘(わす)れたいです。そして、みんないっしょに伝統的(でんとうてき)なゲームをしたり、ダンスをしたりします。伝統的(でんとうてき)なゲームをします。「タロット」です。伝統的(でんとうてき)なダンスもあります。ルアンワォンや、サラワンなどです。みんなその踊(おど)りが大好きです。

 元日(がんじつ)の前(まえ)に、みんなは家(いえ)をきれいにじゅんびして、そうじして、新(あたら)しくほしい物(もの)を買(か)います。そして、新(あたら)しい服を作ったり、買(か)ったりします。この新(あたら)しい服(ふく)を着(き)て、外(そと)へ遊(あそ)びに行きます。楽(たの)しそうです。
 
 家(いえ)でいろいろなものを準備(じゅんび)して、買(か)って、あたらしい神様(かみさま)にあげます。その物(もの)は ろうそく、線香(せんこう)、花(はな)、ラァッジ(らぁっじ)、バイサイ(ばいさい)の五つです。一足(いっそく)のタナ(たな)です。そして花(はな)と果物(くだもの)です。

このお祭(まつ)りは三日間(みっかかん)かかります。

一日目(いちにちめ)
一日目をワァンナバットとよびます。
朝(あさ)、みんなご飯(はん)や、食(た)べ物(もの)をお寺(てら)へ持(も)っていって、お坊(ぼう)さんにあげます。
夕方(ゆうがた)、みんなは砂(すな)を取(と)って僧院(そういん)の近(ちか)くにおきます。それから 食(た)べ物(もの)をおぼうさんにあげます。お坊さんはお経(きょう)を唱(とな)えます。

二日目(ふつかめ)
二日目をラゥンサックとよびます。子どもは服(ふく)やお金(かね)、おかしなど りょうしんや 祖父母(そふぼ)や 年上(としうえ)の人(ひと)にあげます。夕方(ゆうがた) 砂(すな)の山(やま)を作(つく)ります。亡(な)くなった人にいのりをささげます。

三日目(みっかめ)
三日目をラゥンサックとよびます。
夕方(ゆうがた)、ぶつぞうに水(みず)をかけます。そして りょうしんや 祖父母(そふぼ)にも水(みず)をかけます。それをスローンプレァ(すろーんぷれぁ)とよびます。

クメールお正月(おしょうがつ)のお話(おはなし)

 このおまつりには昔(むかし)話(ばなし)があります。

 ある子はとても頭(あたま)がいい人(ひと)です。何(なん)でもしっています。何(なん)でもできます。その子(こ)の名前(なまえ)はタッマバルコマルです。両親(りょうしん)はお金持(かねも)ちです。ですから その子はよく勉強(べんきょう)しました。動物(どうぶつ)の言語(げんご)もよく分(わ)かります。その子(こ)は有名(ゆうめい)です。ある日(ひ) 彼(かれ)にたたかいをいどむ人(ひと)が出(で)てきました。

 名前(なまえ)はカベルマハプロンです。この方(かた)は神様(かみさま)です。そして むすめが七人(しちにん)います。カベルマハプロン(かべるまはぷろん)は その子(こ)に問(と)いました。その質問(しつもん)に答(こた)えることができたら、自分(じぶん)の頭(あたま)を切(き)ってその子(こ)にあげます。しかし できなかったら、その子(こ)の頭(あたま)を切(き)って、カベルマハプロン(かべるまはぷろん)にあげないといけません。

 その問(と)いは「人(ひと)の体(からだ)で朝(あさ)は幸福(こうふく)な場所(ばしょ)はどこですか。正午(しょうご)はどこですか。夕方(ゆうがた)はどこですか。」です。そして、七日間(しちにちかん)、その質問(しつもん)を考(かんが)える時間(じかん)をあげました。

 タッマバルコマルは何回(なんかい)考(かんが)えても、わかりません。六日(むいか)たちましたが、まだわかりません。その日(ひ)の夜(よる)は自分(じぶん)で考(かんが)えました「ぼくは死(し)にたくないです。僕(ぼく)は遠(とお)くところへ逃(に)げなければなりません。もし、逃(に)げなかったら、朝(あさ)になると、僕(ぼく)は死(し)にます。」
 
 そこで、タッマバルコマルは城(しろ)を出(で)て行(い)きました。

 疲(つか)れたから木(き)の下(した)で休(やす)みました。幸運(こううん)なことに木(き)の上(うえ)に鳥(とり)が二匹(にひき)いました。

 とくにカベルマハプロンの質問(しつもん)についてしゃべっています。
 
 答(こた)えは「一つ目(ひとつめ)、朝(あさ)、幸福(こうふく)な場所(ばしょ)は顔(かお)です。人(ひと)はいつも顔(かお)を洗(あら)うからです。二つ目(ふたつめ)、正午(しょうご)、幸福(こうふく)な場所(ばしょ)は胸(むね)です。人(ひと)はいつも胸(むね)を洗(あら)うからです。三つ目(みっつめ)、夕方(ゆうがた)、幸福(こうふく)な場所(ばしょ)は足(あし)です。人(ひと)はいつも足(あし)を洗(あら)うからです。」です。
 
 タッマバルコマルはその話(はなし)を聞いて(きいて)から、答(こた)えがわかりました。ですから、カベルマハプロンに勝(か)ちました。カベルマハプロンの頭(あたま)を切(き)りました。
 
 でも、その頭(あたま)はどこにも置(お)くことができません。もし、土(つち)に置(お)いたら、火事(かじ)になります。海(うみ)に置(お)いたら、その海水(かいすい)は蒸発(じょうはつ)します。空(そら)に置いたら(お)、雨(あめ)が降(ふ)りません。
 
 カベルマハプロンの七人(しちにん)の娘(むすめ)は頭(あたま)を取(と)り返(かえ)しました。お父様(さま)の頭(あたま)を持(も)って、ソメロ山を歩いて(ある)、回(まわ)ります。六十分(ろくじゅっぷん)かかって、カイラス山(かいらすやま)へおきに行(い)きました。まずは一番上(いちばんうえ)の娘(むすめ)です。・・・・・

これでお話(はなし)をおわります。どうですか。おもしろいですか。

 私(わたし)は少(すこ)し調(しら)べました。でも、よくしりません。本当(ほんとう)はこの後(あと)も続(つづ)きます。

 
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