センターだより

Campus ASEAN SEND短期派遣生の来訪

2014/04/11

2014年2月14日(月)から23日(日)までの期間、名古屋大学法学部生3名がガジャマダ大学にてCampus ASEAN SEND短期派遣プログラムに参加しました。Campus ASEANとは、名古屋大学法学部・法学研究科が実施している文部科学省の「大学の世界展開力強化事業 “ASEAN地域発展のための次世代国際協力リーダー養成プログラム”」の通称です。当プログラムの枠組みで、2012年度よりガジャマダ大学法学部と相互に長期・短期で学生の派遣・受入を行ってきました。
今回の短期派遣に参加した学生は、International Undergraduate Programの授業を現地学生と共に受講し、また3名のために特別に設けられた講義などに参加しました。日本発信を目的とするSEND活動としては、日本文化や日本社会を紹介するために、法学部生や文化学部生(日本語学科)向けにプレゼンテーションを行いました。


ジョグジャカルタ滞在中、文化理解活動として世界遺産であるプランバナン寺院群に行く機会に恵まれました。授業で仲良くなったガジャマダ大学生と一緒にプランバナンを周り、異文化交流の場ともなりました。

2012年度の開始から延べ13名の学生が名古屋・ガジャマダ両大学からCampus ASEANに参加していますが、本学とガジャマダ大学との学生交流は今後ますます拡大していくことが予測されます。学生交流促進における当センターの役割も大きくなっていくでしょう。

センター開所

2014/03/28

2014年1月12日(日)、7ヶ所目となる日本法教育研究センターが、インドネシアのガジャマダ大学に設置され、協力協定の調印とあわせて開所記念式典が行われました。同式典には、本学より濵口総長をはじめ、20名を越える関係者が出席した他、ガジャマダ大学のPratikno学長、Dwikorita Karnawati副学長等が出席され、名古屋大学とガジャマダ大学との交流が新たなステージに入ったことを共に祝いました。
式典は、両大学長及び両法学部長によるスピーチではじまり、次いで、公務多忙の中、祝福に駆けつけた連合同窓会インドネシア支部長で、インドネシア経済担当調整大臣府のRizal Lukman Affandi次官より祝辞をいただきました。また、定形法学研究科長とガジャマダ大学法学部のParipurna学部長により、日本法教育研究センターの設置・運営にかかる覚書の調印を行いました。

この日、ガジャマダ大学法学部内に設置されたインドネシア・日本法教育研究センターは、ガジャマダ大学法学部へ留学中の本学学生の司会の下、両大学学長のテープカットにより晴れて開所を迎えました。

法学分野を中心に、それに留まらず、広く両大学の研究・教育・交流拠点としての活動が期待されています。東南アジア最大の国であり、民族、文化、生態系等様々な点において多様性に富むインドネシアの交流の窓口として、より多くの学生・研究者による様々な形の交流促進を目指し、活動を展開していく予定です。