センターだより

20Dec2020 第19回大学対抗交渉コンペティション

2021/06/02

 11月14日・15日に開催された「第19回大学対抗交渉コンペティション(INC)」において、モンゴル国立大学法学部内日本法教育研究センター(CJLM)の学生たちが「日本語交渉の部」で堂々第1位の成績を収め、特別賞を受賞しました。
 INCは、住友グループの後援により、2003年から上智大学にて開催されている模擬仲裁・模擬交渉の国際大会です。
 新型コロナウイルスの影響で、今回はZOOMでの開催となりましたが、国内外の有名大学25校(合計52チーム)が参加しました。モンゴル国立大学からは英語チーム2チーム、日本語チーム1チームの合計15名が出場しました。日本語チームの学生は全員がCJLMに所属しており、また英語チームにもCJLMから3名の学生が参加しました。
 問題文は仲裁・交渉あわせて合計50ページ以上にもわたる詳細なもので、参加者は約2か月前から仲裁の準備書面、反論書および交渉の説明資料の作成、プレゼンテーションの練習など、多くの時間を使って準備してきました。東京大学留学中にこの大会に出場した経験のあるO.ノミンチメグ弁護士と、法学担当特任講師が主に指導に当たりました。
 モンゴル国立大学は2017年からこの大会に参加しており、CJLMの学生からなる日本語チームが参加した2018年には総合第7位入賞を果たしました。今回は、日本の強豪校を下し、はじめてのトロフィーの獲得となりました。