センターだより

スピーチコンテスト準優勝

2016/11/17

11月12日に行われた大使館主催大学対抗スピーチコンテストで
3年生のサエンザヤさんが見事準優勝しました。

教員や先輩を集めて積極的に予行練習をしていたためか
非常に堂々としており、ジェスチャーを交え、まるで
ミュージカルを見ているようなスピーチでした。

入賞したサエンザヤさんは来年JENESYSのプログラムで
日本へ研修旅行に行くことになりました。
おめでとうございます。

司会を務めた4年生のアムガランバータルさん(左)も落ち着いた進行で上級生の実力を感じさせました。

モンゴルセンター囲碁クラブ

2016/11/05

モンゴルセンターでは10月から週1回、放課後に囲碁クラブを発足し、囲碁講師として在住の日本人の方に指導していただきながら学年を問わず真剣に囲碁を打っています。

クラブ発足からまだ一ヶ月ですが、今では学生同士で対局できるようになり、囲碁講師に「一年後が楽しみだ」と言われるほど頭角を現す学生も出てきました。

また、センター以外の法学部の学生やモンゴル在住の日本人の方々も一局打ちにセンターを訪れてくれるようになり、ちょっとした社交場にもなっています。

囲碁は論理的思考力を養成すると言われているので、囲碁をすることで法学的思考力も身につけば一石二鳥ですね。

加藤雅信先生特別講義

2016/11/04

私法研究会ご出席のため、モンゴルにいらしていた名古屋大学名誉教授 加藤雅信先生と筑波大学大学院教授徳本穣先生がセンターに来てくださり、加藤雅信先生が、センターの学生に所有権に関する特別講義をしてくださりました。

加藤先生、徳本先生、お忙しい中ありがとうございました!

Nov 2016 留学短報

2016/11/04

9月から日研生として京都大学に留学しているツェベルマーさんからお便りが届きました。
センターでは飛びぬけて優秀だったツェベルマーさんが、西の雄・京都大学でどのように成長して帰ってくるか、楽しみですね。

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皆さん、こんにちは。
モンゴル国立大学法学部日本法センターのツェベルマーです。

今年の10月から日本の京都大学に日研生として1年間日本語・日本文化を勉強することになりました。課題が多すぎて、日本に来てあっという間に1ヶ月間経ってしまったことに今、気づきました。

まず、最初に私が勉強している京都大学を紹介したいと思います。
大学のビル内の掲示板に、「自由の学風は京大の憲法である。」と書かれています。研究テーマなどを先生が提示し、学生がそのテーマのなかの一つを選んで研究するといったモンゴルの制度とは違います。
実際に、日本人の友達の京大生で、先生すら詳しくないテーマで研究をしている学生もいます。先生にアドバイスをもらえるように先生の知識に限ったテーマではなく、だれも研究していない自分の好きなテーマで研究をする。これこそが新しい発見の基となるのではないかとも思いました。

また、モンゴルではあり得ない話ですが、大学のキャンパス内で鶏を飼ったり、裸で踊ったりする人もいます。


★構内を駆けずり回る鶏の群れ


★学内のシンボルである時計台の前にて、(上)学生たちの裸踊り(下)大学への不満表示

今月、京大生はとにかく、他の大学の学生でもみんな楽しみにしている「学園祭」が行われます。
またもう一つ、モンゴルでは学生が大学に対して意見や不満などを言うことはとくに国立大学にはないことです。しかし、ここでは学生が大学に対して、運動をしたり、デモを行ったりすることができます。また、政治的な運動や宗教のサークルまであります。まだ出会っていないのですが、京大には面白い人がたくさんいるように思います。

続いて、来日してからのこの1ヶ月間での自分の経験や感想を述べます。日本での生活はすごく便利で、安全です。
とくに、京都はきれいで、静かで居心地の良い所です。ですが、まだ観光はしていません。授業の課題はとても多いです。モンゴルにいたときと変わらないほど毎日忙しく、元気にやっています。日本での生活は便利ですが、不便なところもあります。特に、外国人にとって不便なところがあります。たとえば、私たち日研生は学部生と同じく毎日学校に通っていますが、地下鉄、バスなどの学割はもらえません。
また、銀行の口座を作っても法律上、最初の6ヶ月間はクレジットカードでお金を払うことできないため、毎月家賃を払うために銀行に行かなければいけないことになっています。しかし、これはあくまでも経済的な部分での不満で、大学での勉強や一人暮らしの生活などに関しては十分満足です。


★京都の三大祭である「時代祭」をクラスメイトと見学 左からフランス人、私、スェーデン人、ベトナム人

話が変わりますが、私は今12ヶ国から来た20人のクラスメートと一緒に勉強しています。みんな、日本語が上手で、日本の歴史、古典文学などまで詳しい人も数人います。
私は正直いって恥ずかしかったです。みんなの冗談の中に出てくる日本語が全く分からなかったりもします。またみんな、なんらかの楽器、最低一個は演奏できます。それに、母語以外に二つ以上の言葉が分かります。私は、今まで法律それに日本語を勉強しているから、他に何かを勉強する時間はないとずっと思っていました。
しかし、それは大きな間違いだったことに気がつきました。なので、失った時間でできていたことを今からやろうと思っています。

最後になりますが、私がこうして活躍できているのは名古屋大学、日本法センター、先生方のおかげにほかなりません。このことを忘れずに、日本法センターの学生であることに誇りを持って、将来もっと立派な人間になりたいと思っています。以上です。

たいやきの会

2016/10/15

10月といえば、食欲の秋。

モンゴルには、最近韓国系の大型スーパーでき、食生活に革命的な変化が起きています(と、少なくとも私は思っています)。そのひとつが「たい焼き器」が売られていること!なんとモンゴルでたい焼きを作れる時代が来てしまいました(日本でも手作りしたことがないのに!)。

というわけで本日、センターの2年生を対象に「たいやきパーティー」をひらき、モンゴルに留学中の日本人大学生や他大学の日本語教師の先生もお呼びして、たい焼きを囲む交流会を行いました。

 

特別講師は、日本でたい焼き屋バイト経験のある日本人の先生。中はしっとり、外はさくっと仕上げる匠の技を披露していただきました。

実はモンゴル人、あんこが苦手なようで、モンゴル人学生はチョコやりんごジャムを、和食が恋しい日本人大学生は明太子やうにうにクリームがお好みのようでした。

次回は納豆入りのたい焼きを作ります!(きっと日本人以外は喜ばないでしょうけど…)

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