センターだより
2024年11月16日 学校対抗日本語スピーチコンテスト優勝
2024/12/03
モンゴルで毎年開催される、学校対抗日本語スピーチコンテスト。高校の部、大学の部と2部に分かれており、日本へ行ったことがない人だけに出場資格が与えられます。
今年の大学の部のテーマは「責任」。モンゴル国立大学をはじめ、モンゴル国立教育大学、モンゴル国立科学技術大学などから、日本語を専門とする学生、工学や医学など自分の専門を持ちながら日本語も学んでいる学生など8名が選ばれ、それぞれの考える「責任」についてスピーチを披露しました。
モンゴルセンターを代表して出場したのは5年生のE.ムンフジャルガル君でした。母と兄の3人の家庭で育ち、家族の支えで自分だけが大学まで進学させてもらえたこと、そして、ある事件の後に母がつい口にした本音から気づいた自分が果たすべき責任について語りました。
聴衆がしんと静まり返り、息をのんで彼の話を聞いていました。応援に来ていたモンゴルセンターの後輩の女子学生たちが涙してしまう場面もありました。すばらしいスピーチだったと思います。見事、優勝に輝きました。
なお、スピーチコンテストの司会者は、前年度の優勝者がつとめることになっています。昨年優勝した、ムンフジャルガル君のクラスメートのO.バトオルギル君の司会者ぶりも安心して見ていることができました。
興味がある方は録画をご覧ください。最初が高校の部、1:43:40ごろから大学の部が始まります。
ムンフジャルガル君のスピーチは2:08:00あたりから始まります。
※在モンゴル日本大使館の記事
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