センターだより
お~いお茶新俳句大賞入賞
2017/08/21
昨年末に、センターの2年生・3年生が伊藤園の「お~いお茶新俳句大賞」に応募しました。そしてなんと…! 学生を押しのけ、法学講師の山本先生が佳作特別賞に選ばれてしまいました。
ふみしめる 氷の下の 息吹あり
モンゴルの厳しい冬、凍りつく草原を思い起こさせる俳句ですね。
山本先生、おめでとうございます!賞状のほかに山本先生の俳句が印刷されたペットボトルが送られるそうです。
ついでに入賞できなかった学生の作品もご紹介します。
– 草原に 馬のいななき 夜ふける
– モンゴルの 馬はともだち でもごはん
– 雨のあと 草のにおい 馬の声
– 枯れ葉ふむ 祖父のたばごを 思い出す
– 長い夜 雪に埋もれる 犬の声
来年は、学生の入賞を目指します!!
名大付属高校来訪
2017/08/21
7月31日、名大付属高校の生徒さんがモンゴル研修の一環で、モンゴル国立大学に来てくださいました。
まず、モンゴルセンター3年生が、モンゴルの環境問題について発表し、その後名大付属高校の生徒さんが日本文化について発表してくださいました。
日本の高校生の間で流行っているファッションやスイーツなどを教えてもらい、もうすぐ日本への夏季セミナーをひかえたモンゴルの学生にとって、とてもいい刺激になりましたが、センターの日本人講師たちは「インスタ映え」「推しキャラ」などの若者用語に戸惑い、もう若くないという現実を突き付けられました・・・。
発表後は、名古屋でおいしいスイーツが食べられる店の情報交換などをしながら親睦を深めたようです。名古屋大学付属高校のみなさん、どうもありがとうございました!
修了式
2017/06/09
6月7日、モンゴルセンターの修了式が行われました。
入学当初は20名の学生がいましたが、法学の授業と並行して厳しい日本語の授業についていかなければならないため、5年生までに4名(ほか3名は留学のため、現在4年次に在籍)が残りました。
辛いことも楽しことも多かったセンターの5年間、修了生代表のナモーンダリさんは答辞でこんなことばを述べていました。
「勉強すればその結果は出ますが、人はいつもいい成績を取っていつも優秀であるわけではありません。勉強ができない日もあります。でも、私たちが悩み、悲しみ、楽しみ、喜びを感じて5年が経ち、私たちは今日を迎えています。」
日本に留学する学生、モンゴルに残る学生、4名の進路はそれぞれですが、センターで学んできたことをそれぞれの道で生かしていってくださいね。
CJLUとのディベート大会
2017/06/02
5月19日、モンゴルセンターの2年生が、ウズベクセンターの学生とインターネットを介してディベート大会を行いました。
ディベートのテーマは「安楽死」。ディベートが盛んなモンゴルでは学内ディベート大会もよく行われていますが、日本語でのディベート大会はこれが初めて。
ウズベキスタンの学生も強敵でしたが、ホーチミンセンターや名古屋大学からも協力をいただいてジャッジをした結果、見事モンゴルが勝利しました。
そして6月2日、優秀賞のモンゴルセンター、敢闘賞のウズベキスタンセンターに名古屋大学石井研究科長から両センター学生の健闘が称えられ、賞状が授与されました。
夏休みが明けたら3年生になり、本格的な日本法の授業も始まります。ディベート大会に出場したツォゴー君は「3年生になったらまたウズベクセンターの学生とディベートがしたい」とやる気に満ち溢れていました。