基本情報
日本法教育研究センター(ウズベキスタン)概要
ウズベキスタンは日本の法整備支援重点国です。名古屋大学大学院法学研究科も、法学を専門とするウズベキスタンの留学生をこれまで数多く迎えるほか、教員間の交流・共同研究も積極的に行ってきました。日本法教育研究センター(ウズベキスタン)(以下、「CJLウズベキスタン」)は、2005年9月にタシケント国立法科大学内に設立され、2020年に15周年を迎えました。
主な教育実績
CJLウズベキスタンは、日本法教育研究センターの中で最も歴史があります。2020年10月時点で63名がセンターを修了し、そのうち29名が名古屋大学大学院法学研究科修士課程に進学しました。修了生は、ウズベキスタンの国家機関、研究機関、民間企業などにおいて、幅広く活躍しています。また、タシケント国立法科大学の教員として教鞭を取る人材も多数輩出しており、母国の法整備人材の育成に貢献しています。
日本語教育においても、2年連続でウズベキスタン日本語弁論大会において上位入賞者を輩出するなど、優れた教育成果を収めています。
ウズベキスタンでの日本法人材育成と情報発信の拠点
CJLウズベキスタンは、その教育のあり方のユニークさから、ウズベキスタン国内だけでなく、中央アジアでも非常に注目されている機関です。
タシケント国立法科大学と協力し、CJLウズベキスタン修了生が中心となって国際シンポジウムを開催する等、人材育成だけでなく、情報発信の拠点としての活動にも取り組んでいます。