センターだより
第5回卒業式(4年生修了式)
2016/07/21
2016年7月20日(水)、5期生の卒業式(本当は修了式)を行いました。
1年生のときには25名ほどいたクラスメートたちも、最後まで残ったのは8名。本当によく頑張りました。
修了式にはソック・ヤーン副学長と、日本大使館の鴨志田尚昭参事官がご出席してくださいました。
まずは王立芸術大学の学生さんによる、お祝いの踊りで始めます。
修了生のオドムさんのお友達です。
在校生のスピーチは、1年生フーンさん、2年生フーンさん、3年生カエマリーさんでした。みなさん、心のこもった良いスピーチを先輩に送ってくれました。
4年生の代表は、ティダーさん。
惜しくも今年の留学のチャンスは逃したものの、失敗は成功の元だから、これからも頑張り続ける、と力強いスピーチをしてくれました。
そして、修了生がご両親に感謝の気持ちを表しました。
これには会場にいる学生や先生、ご来賓の皆さんがもらい泣き。
修了生のご両親や兄弟、先輩や元クラスメートなどがたくさん来てくれて、盛大な式となりました。
みなさんの前途が輝かしいものとなることを、教師一同心より祈っています。修了おめでとうございます!
書道講座
2016/06/07
2016年6月3、4日、名古屋在住の書道家、伊藤先生が
カンボジアにいらしてくださり、学生たちに対して
ボランティア書道講座を開いてくださいました。
もう今回で2年目、その間に数回に渡りご指導いただいて
おります。
いつもどうもありがとうございます。
今回は他に2名の書道家の方がご同行くださいました。
1年生は初めての書道。準備の段階から楽しみにしている
様子が伺えました。
上手に書けたかな。
4年生は、遂に最後の書道の時間です。自分の好きな言葉を
ご用意いただいた掛け軸に書きます。
自分の言葉通りに、それぞれの人生を進んで欲しいですね。
伊藤先生、近藤先生、高岸先生、本当にどうもありがとうございました!
第19回日本語スピーチコンテスト
2016/05/09
2016年5月8日(日)、CJCCにおいて第19回日本語スピーチ
コンテストが開催されました。
今回はCJLC過去最高、4名が原稿審査を通過し、本選出場を
果たしました。
<渡航経験なし部門>
2年生 ソティダーさん「将来は、だれが決めること?」
2年生 ソニターさん「日本語が怖い」
<渡航経験あり部門>
3年生 カエマリーさん「ごめんなさい、日本」
2年生 フーンさん「失敗してよかった!」
コンテストまで何回も練習を行い、本選では、4人とも
これまでで一番いい発表をしていました。質疑応答も、
きちんと答えることができました。
審査の結果、カエマリーさんが優勝、ソティダーさんが
3位と、それぞれの部門で入賞者が出ました。
向かって一番左から、カエマリーさん、フーンさん、
ソティダーさん、ソニターさん
先輩や後輩も、たくさん応援に来てくれました。
来年は節目の20回です。
今年残念だった人も、ぜひまた挑戦してください!
短期留学報告(名古屋から)
2016/01/18
日研生の報告、最後は名古屋大学に留学中のティアロンさんのレポートです。
プログラムに参加することで、自分の人生の報告がより明確になったようですね。日研生プログラム、非常に有意義なものですから、後輩の皆さんも、先輩に続いてぜひ参加しましょう!
現在、来年度のプログラムの申し込みが始まりました。
今年もたくさんの学生が参加できることを祈っています。
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皆さん、こんにちは。明けましておめでとうございます。カンボジアセンターの5期生のトォン・プッティアロンと申します。名古屋大学の日本語日本文化研修生です。よろしくお願いいたします。
今、日本はもう冬に入ってちょうど寒くなってきましたが、耐えられます。でも、名古屋は今年暖かく、期待してきた雪が降らないかもしれないと先生方や知り合いの日本人がよくおっしゃっています。それは残念なことですが、これからも楽しめることだけを楽しんでいきたいです。では、今までのこの日研生の生活、触れてきたことなどを書かせていただきます。
来日してから、3ヶ月強経ちました。あっという間かまだまだというか、場合により両方感じられます。さて、日本での生活は特に問題がなく、かなり慣れてきました。実は、一人暮らしをするのは、今回初めてなので、心配していたけれども、なんとなくいけます。
現在、大学の寮に住んでいます。寮費は他の寮と比較してちょっと高いですが、それだけの価値があるでしょう。なぜかというと、一人部屋なので、住みやすいし、雰囲気も良いし、大学まで近いからです。とても便利ではないかと思います。大学までは、歩きですが、一人で歩くのではなく、友達と一緒に歩くのです。授業以外でも日本語会話を練習する上、みんなと仲良くすることができるんです。しかも、自炊をしたことがなかった私には、この留学のきっかけで挑戦し始めました。最初は、お弁当まで作りましたが、今一時辞めました。やはり怠慢な私なのです。
なお勉強のことには、意外と忙しいと思われます。やることは結構あるし、ないときはなかなかないです。文句を言っているようですが、そういうことではないです。逆に、多様なことを勉強させて頂き、学んできたこととある程度違うところもあります。つまり、新しい勉強が一段とできています。その上、同級生の皆はほとんど日本語学科の方なので、日本語能力もレベルアップだし、様々なことを知っています。法学部の私には、まるで新しい世界に居てしきりに門外漢のようです。日本語日本文化研修コースなので、法律は別のお話になってしまうわけです。専門外の勉強が多いですが、せめて自習したりして、できるだけ努力しています。さらに、カンボジアセンターの先輩方と在名大カンボジア法学部留学生の先輩方が作り上げた法律のクラブに参加させていただいています。そのクラブは、週に一回行われます。先輩方は自らの研究していることについて発表し、質疑応答や、論評などお互いにやりとりをします。おまけに、カンボジア法制度について研究されている日本人の先生も、たまに勉強会をされるので、それにも参加させていただいています。ですから、法律の勉強をすることができています。
最後になりますが、自分はこの日研生には相応しくないなあとたまに思っていましたが、楽観的に考えると、この思い憧れていた日研生のおかげで、自分自身の好きな専門が明確に見つかりました。法律の勉強をさらに愛することになりました。
今までの日研生のことは手短に言うとこんな感じです。要するに、楽しいこともあるし、困ることもあるし、いろいろです。大変なことは大変ですが、一生のたった一つだけの経験なので、修了までこれからの残っている期間をできる限り大切に楽しんだり、頑張ったりしていきたいと思っています。
四日市高校の生徒さん訪問
2016/01/13
2015年12月21日に、四日市高校のスタディーツアーの御一行が、カンボジアセンターを訪問してくださいました。
四日市高校は、文科省の「スーパーグローバル校」に選ばれている学校で、国際交流活動を熱心に行われています。
前年にも来てくださいましたので、メンバーを変え、2回目の訪問です。
アイスブレーキング、ディスカッション、文化交流など
盛りだくさんの内容でした。
ディスカッションの様子。
日本の高校生が扇子を使った踊りをご披露。
カンボジアは、女神と王様のダンス、そして猿のダンスです。
最後には、みんなで一緒に踊りました。
楽しい時間をありがとうございました。
来年もまた、ぜひお越しください。