センターだより
夏季セミナーの思い出 1
2018/09/17
センターの学生は3年生になると自分の国の社会的、法的問題点を取り上げ、
学年論文にまとめます。
そして、各国のセンターから優秀な論文を書いた学生5人が選ばれて、
名古屋大学で行われる夏季セミナーに参加することができます。
今年、モンゴルセンターから5人の学生が、
8月20日から31日までの夏季セミナーに参加してきました。
これからこのセンターだよりに参加した学生の感想を載せていきたいと思います。
まずはドルジさんの感想です☟☟☟
夏季セミナーの感想
このセミナーは私のとって一番いい思い出になりました。
なぜなら、子供ごろの夢の一部になった飛行機に乗ったり、
海を見たりなどをできて本当に嬉しかったです。
また日本人の生活を体験して外国の学生たちと友達になって
勉強する方のまじめさを見て吃驚した。
日本人はすごくまじめで毎朝が早く起きて働いていると
外国の学生たちの目標のために勉強していることが知りました。
この中で一番大切のは私もこの人々と同じように勉強しなければならないということがよく分かりました。
第8回修了式
2018/07/05
6月15日、修了式が行われました。
今年は、フスレンさん、ツェレンプレブさん、ママガさん、
アムガランバータルさん、バトオルシフさん、マンドハイさん、
ズンビレグさん、アルナさんの5年生8人がセンターを巣立っていきました。
モンゴル国立大学の法学の勉強と並行して日本語、日本法を学ぶのは
並大抵の努力ではやり遂げきれないことだと思います。
後輩のサエンザヤさん、ナランドラムさん二人による先輩への送辞、
卒業生バトオルシフさんとアルナさんの答辞から、
先輩後輩が強いきずなで結ばれて助け合いながら
学生生活を送っていることが会場全体に伝わり、
ご家族も来賓の方も、私たち教員もほろりとさせられました。
卒業生の皆さん、おめでとうございます。ここで学んだことを活かして、
これからの人生、たくましく切りひらいていってください!
四日市市議会議員来訪
2018/05/22
四日市市議会議員の平野貴之さんと樋口龍馬さんが当センターに来てくださいました。
2年生は昨年12月、「市議会議員インタビュー」と題し、モンゴルと日本の市議会議員に話を聞いてレポートをまとめました。その時に日本側の市議会議員として協力してくださったのが平野さんです。
学生たちがいつも食べている「ホーショール(大きな揚げギョウザ)」「ツォイワン(モンゴル風焼うどん)」「スーテイツァイ(モンゴルの塩味ミルクティ)」をお二人にも召し上がっていただきながらの懇親会の様子をご覧ください。和気あいあいとした雰囲気の中で、四日市市とウランバートル共通の問題である大気汚染の話題から始まり、ごみ問題から花粉症、はては人生相談まで、いろいろな話題が飛び出しました。
学生たちは当初、普段の自分たちの食事を出すのにためらいがあったようですが、お二人とも「おいしいおいしい」と言って召し上がってくださったので、一安心したようです。
「モンゴルの政治家は上から目線の人が多いのに、日本の政治家は違った」「お話上手でとても楽しかった」「広い視野を持ってものごとを見ている姿勢を学びたい」と口をそろえて言っていました。
学生から「失敗したときにはどう気持ちを立て直したらいいですか」と質問された平野さん、「失敗したときは誠意をもって迷惑をかけた相手に謝り、もう一度その人との人間関係を作り直します。前よりももっと関係をよくする、そして自分が強くなるいいチャンスだと考えています。」と答えてくださいました。
また、樋口さんは「法センターの学生は頭が固いですね。もっと柔らかく考えたほうがいいですよ。勉強ばかりしないで、人と交流してください。」と叱咤激励してくださいました。
平野さん、樋口さん、どうもありがとうございました。
2年生 食に関する壁新聞
2017/10/27
2年生が「日本語総合」の授業で、食に関する壁新聞を制作しました。テーマは「食料自給率」「おせち」「食と健康」「和食とモンゴル料理」です。
1年生の頃から、グループワークをさせたら凝りに凝って勢いが止まらなくなる学生たちでしたが、今回もモンゴルの日本料理店のオーナーや日本に住む元講師の先生にインタビューをしたり、食料自給率について考えるために実際に料理を作ってみたりとアイデアが豊富ですばらしい作品が出来上がりました。
壁新聞は、しばらく、モンゴル国立大学3号館3Fの日本法教育研究センター前の壁に貼りだしてありますので、モンゴルにお住まいの方はぜひぜひ見に来てください。
お~いお茶新俳句大賞入賞
2017/08/21
昨年末に、センターの2年生・3年生が伊藤園の「お~いお茶新俳句大賞」に応募しました。そしてなんと…! 学生を押しのけ、法学講師の山本先生が佳作特別賞に選ばれてしまいました。
ふみしめる 氷の下の 息吹あり
モンゴルの厳しい冬、凍りつく草原を思い起こさせる俳句ですね。
山本先生、おめでとうございます!賞状のほかに山本先生の俳句が印刷されたペットボトルが送られるそうです。
ついでに入賞できなかった学生の作品もご紹介します。
– 草原に 馬のいななき 夜ふける
– モンゴルの 馬はともだち でもごはん
– 雨のあと 草のにおい 馬の声
– 枯れ葉ふむ 祖父のたばごを 思い出す
– 長い夜 雪に埋もれる 犬の声
来年は、学生の入賞を目指します!!