センターだより

Apr2016 留学短報(アルナ)

2016/04/29

現在、日本に留学中の4年生から便りが届いています。
日本の花見を楽しんだという慶応大学留学中・アルナさんからの報告です。
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皆さん、お元気ですか。私は元気です。
日本の春は天気がとても良くて、桜を初めとするお花が沢山咲いていてとても綺麗です。世の中にはこんな春もあるのだという感じです。

もう4月が終わりということですが、まだそんな実感が全然なくて、本当にあっという間でした。
そろそろ5月がやって来ましたね。モンゴルで、天気はどんどん暖かくなって皆さんは勉強や試験、レポートなど色々と忙しいだろうと懐かしく思い出します。
4月は花見や試験、新学期などのドキドキしたことが多かったです。

前にも話していたように、慶応義塾大学では新学期の初めにレベル分けテストがあって、レベルによってクラスに分けられます。それの結果が一番楽しみにしていたことでした。それは結果により、どのクラスで、とんな学生たちと春学期の勉強をしていくかが決まるからです。
でも、適当に1レベル上がって、7レベルになりました。最初は、がっかりしていましたが、今は自分が本当に7レベルでよいのかと不安です。

一緒に勉強している学生たちは日本語がとても上手で、私もそうなりたいと思うようになりました。その思いを動機にして頑張れているかはとても微妙です。

今月一番楽しかったのは台湾からの留学生とお花見に行った時でした。桜はとてもきれいでその時の感情をうまく説明出来そうもないです。
桜が1年中にそのままであれば良いなとも思いましたが、残念ながら世の中にはそんなことはありえません。
そのため、綺麗に咲いている間にお花見行ったり、家の周辺の桜も見たり楽しめました。しかし、その内桜が強い雨や風に耐えらず、どんどん下に落ちて消えてしまいました。2週間ほど経ったら、元々桜がなかったような緑の木に変わりました。何か寂しいけれども、それはそれで素敵な展開でした。

後は、モンゴルから高専に留学している友達とスカイツリーへ遊びに行ったりしています。

Nov2015 留学短報(アルナ)

2016/04/29

現在、日本に留学中の4年生から便りが届いています。
スピーチ大会に参加した慶応大学留学中のアルナさんからの報告です。
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12月の5日に10月から考えて書いて来たスピーチがあった。
入学の時、スピーチの話を聞いてぜひ参加すると決め、何を書くかについて2ヶ月間をかけて考えていた。

慶應義塾大学の留学生によるスピーチコンテストに参加するだけで大経験になると期待していた。スピーチのレベルが中級レベルか上級レベルかという2種類であった。色々と迷ったあげく、私が上級レベルに挑戦して見ることにした。

中級レベルが5分で、上級レベルが8分スピーチすることになっていた。参加者は10人で、中級レベルに2人、上級レベルに8人でした。中国を始め、韓国やウズベキスタンなどの留学生たちが参加した。

私は、スピーチが開始する数分に中級に参加すれば良かったのにと悔しかったが、自分の決めたことだから文句言う権利はなかった。スピーチの内容を考えることを始め、原稿を書くことやスピーチの準備のことなどでとても頑張ったので、自分ではよくできたと思って、期待していた。

残念ながら、結果はよくなったが、スピーチはよくできたと思う。1位になった中国の学生は本当にすべてが上手だった。日本語はとても流暢で、話の内容は分かったが、使っている分法が上級レベルで、使われている語彙が難しすぎ、私にはよく分からなかった。その学生のスピーチを聞いて初めて、日本語が上手になりたい、上級レベルの日本語を手に入れたいと思った。

スピーチ以来の12月はとても寂しかった。スピーチのことでがっかりもしていたと思う。それに、今までの12月は私にとって何時も大好きな月で、ドキドキしながら、新年のことを待つ月でしたが、今年は特別だったのである。

昔は新年を何時も家族と一緒に、大学生になってウランバートルでの親戚の家に過ごしていた。ですが、今年一人で過ごすのかと思っていたところ、寮の友達が初詣に行かないかと誘ってくれた。私は喜んで行く事にした。優しい寮長が私たち10人の留学生を初詣に連れて行ってくれた。日本に来た以来、初めての日本的な体験だったと思う。

Mar2016 留学短報(アルナ)

2016/04/29

現在、日本に留学中の4年生から便りが届いています。
スキーにアイススケートにと、日本の冬を満喫中!慶応大学留学中のアルナさんからの報告です。
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皆様お元気ですか。私は元気で日本での留学の日々を過ごしています。

日本に来てもう半年以上経っていますが、あっという間に感じた時もあれば、長く感じた時もあって色々でした。日本へ留学して、毎日を遊んでばかり楽しく過ごしているんだろうと思われるかもしれません。
確かに、そういうことがあるけれども、外国に留学して初めて家族や友人の大切さをいかに重要だと感じ、寂しいと感じる時もあります。ということを話したらホームシックなったのかと思われるが、ホームシックにはなっていません。
 
それでは寂しい話を終わりにして、この2ヶ月を私がどう過ごしたかについて書いていこうと思います。慶応義塾大学では、1月の下旬から4月まで春休みでした。要するに2カ月間のんびりと休んだわけです。
3月はスキー場を初めとするアイススケートなどの冬の遊びや天気がとても良い日が多かったので、散歩などを楽しめました。

スキーは人生初めて試してみたので、最初はなかなか慣れなくてとても困りました。しかし、2時間ほどでかなり慣れて来て、帰るまで楽しめることができました。実は、スキーにあまり興味がありませんでした。

ある日、学校帰りで電車の中でクラスに友達と話をしたら、その友達がスキー場へ行きたいと言っていました。それで、一緒に行ってあげようかという軽い気持ちで行きましたが、とても楽しかったので行ってよかったと思いました。

アイススケートは、フェスブックで知り合ったカザフ人の友達とその人の日本人の友達と行きました。あの2人はアイススケートが本当に上手でした。一方、私は2回目だったので、あまりにもできませんでした。でも、上手かどうかはともかく、その場でその人々と時間を楽しく過ごせていればそれでいいと思います。

Feb2016 留学短報(アルナ)

2016/04/29

現在、日本に留学中の4年生から便りが届いています。
日本で苺を初めて食べたという慶応大学留学中のアルナさんからの報告です。
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春休みは2月とともに始まった。
ずっと休みたかったのでとてもうれしかった。
毎年、モンゴルでは定期的に1月の初め頃に冬休みが始まっていたため、1月の授業などは元気がなくて難しかった。
早く休みたい感じでした。そんな疲れることないと思っていたが、騒音が高く、往来などが多く賑やかな東京では知らず知らずのうちに体が疲れたいた見たいで、ゆっくり休みが始まってとても満足だった。

そんな時に、大学の担任の先生が慶応義塾大学の卒業生であるカザフ人のを紹介してくれた。彼女が慶応大学の大学院を卒業して、日本で就職して以来3年間も経った優秀な人だった。二人で会ったり、話したりする時だいたいカザフ語でなく日本語で話す。私たちにとって、カザフ語母語のはずですが、どう考えても日本語の方が話しやすい。

この間は私を千葉県にあるイチゴ狩りに連れて行ってくれた。生まれて初めてイチゴを食べてみた。五十個も食べていて自分で本当にびっくりした。やはり、日本の果物の美味しさを言葉で言えないぐらいだ。モンゴルに帰国したら、モンゴルの果物が美味しくなくなりそうで心配し始めた。

1Dec2015 留学短報(フスレン)no.2

2016/04/29

 標高1,300mからのサエンバエンノー(おはこんばんちわ)

 みなさん、元気ですかー。勉強してますかー。

 さて、今回は、みなさんの先輩、4年生の皆さんが日本に短期留学に行っているわけですが、その報告をしてくださいます。

 あこがれの日本で、先輩たちはどのような短期留学生活を送っているのでしょう。先輩たちの日本語もさらに上達しています。先輩たちの言葉で語られる日本での経験を読んで、みなさんも日本と日本語について深く広く勉強してゆきましょう。

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【留学短報: 2015年11月】

      大阪大学 フスレン(Khuslen, M1220)

 みなさん、こんにちは。センターの学生たちはみんな元気かな。そろそろ日本語能力試験の受験日が近づいてみんな一生懸命勉強しているだろう。モンゴルでは秋になると全部黄色になり、ゴールデン秋とも言われているね。でも、日本では違って秋になると真っ赤になる所が多いよ。ほとんどは緑で、紅葉がいい所はきれいな景色になるので、日本人も毎秋紅葉を見に家族や友達で行っている。私も1年間という短い留学のとき、せっかく日本に来ているので、日本の色々な所へ行って見たいなと思う。なので、アルナさんとダワースレンさんと一緒に3人で京都へ紅葉を見に行くことにしたので、楽しみにして待っている。^o^!!!

 日本に来てすぐ大学の寮に住むことになり、最近まで寮で住んでいた。前に寮に住んだことがないので、2か月の間に寮の生活でたくさんのことを経験したと思う。他の国から来ている留学生たちとも交流できるし、たくさんの友達を作ることができた。大学からも近くて1分で行けるからすごく便利だったな。でも、やっぱり実家から大学に通っていた私にとって寮の生活に慣れにくかったので、大学と契約がある民間アパートに引越しした。寮のキッチンは共同だったので冷蔵庫も共用のものを使っていた。一階に冷蔵庫が一台しかないので、何も入れていないうちにいっぱいになっちゃう。また、料理の時間のときみんな集まり、狭いキッチンで料理作るために30分ぐらいも待たなくちゃ料理が作れなかった。だから、食べたいときも料理を作って食べられなかったし、夜手洗い行くのも怖かったし、やっぱり少し不便だった。
 私が今住んでいるのは小さい部屋だが、冷蔵庫も洗濯機もキッチンも全部付いているのですごく便利だ。でも、短所と言えば、家賃が寮より少し高く、電気代やガス代も全部自分で払わなければならない。こういうことに関しては「寮から出なかったらよかったのに」と後悔していたことがある。でも、よく考えてみれば、寮で1年間も住むと物を大切にする気持ちがなくなると思った。寮に住んでいたとき、怖いからといって毎日電気をつけたままで寝たり、エアコンもずっとつけて置いたりしていた。寮は2万2千で全部が入っているから、自分からお金出さないと思って無駄に使っていたのかな。今はちゃんと節約して、寝るときにも電気を消して、エアコンも一度つけていない。暖かい服を着たらエアコンも使う必要が今のうちにないということがわかった。やはり、1年間日本語だけ勉強するのではなく、ちゃんと自立して一人で生活できるようになるのも大事だから、引越ししてよかったなと思うようになった。
 ところで、11月7日に大阪弁護士会館でモンゴルの法整備支援に関するミニシンポジウムが行われ、ドゥルグーン先輩と一緒に行った。そしたら、JICAの岡先生や大学の労働法の先生などたくさんの知り合いの人と会って本当に嬉しかったな。久しぶりに、モンゴル語での話を聞いたり、法律の話も聞いた。後で、先生たちと一緒の食事に行って色々な話ができた。ここで法学の授業を受けていないから、なるべく自分で法学の本を読んだりしている。一緒に勉強している学生たちに専門は法学だと言うと、みんなに「すごい、頭がいい」、「格好いい」とか言われている。少し、恥ずかしいけれど気持ちいい。やっぱり、法律家というのは格好良くて、素敵な仕事だから、いい法律家になるためにもっと頑張ろうと思う。

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