基本情報

インドネシア・日本法教育研究センター概要

インドネシア最高峰の法学部を有するガジャマダ大学と協働して、日本法およびインドネシア法、さらにはASEAN共同体形成に向けた法制度改革についての情報を収集・発信し、研究活動を行う拠点として、2014年1月に開設されました。センターは、法学分野に限らず、両大学の全学的な活動の拠点として、学生の派遣・受入や共同研究に関するコーディネート、名古屋大学全学同窓会インドネシア支部との連携の役割も担います。

ASEANの要としてのインドネシア

インドネシアは、年々堅調な経済成長を遂げており、豊富な天然資源と約2億4000万の人口を有し、その経済的競争力は今後ますます強くなっています。また、インドシアは、ASEAN地域全体の安定的な経済発展及び友好関係構築に向け、重要な役割を担っていく国として期待を寄せられています。その一方、国民福祉の向上や民主主義の確立等、インドネシア社会には依然として多くの課題が残されています。インドネシアと日本の関係は、経済の強い結びつきを背景に、いっそう緊密になっており、それに伴い文化的・人的交流もさらに加速しており、両国の友好協力関係は、経済分野のみに留まらないものとなっています。日本は対インドネシア最大援助国として、インドネシアのいっそうの発展への寄与が求められています。

名古屋大学とインドネシア

ガジャマダ大学と名古屋大学は1995年に大学間学術交流協定を結び、以来広い分野で学術交流を行ってきました。文理を問わず多くの研究者・学生を相互に受け入れており、2006年~2012年の間における交流人数は100名を超えます。名古屋大学大学院法学研究科は大学院国際開発研究科等との連携により、2012年度から文部科学省大学の世界展開力強化事業「ASEAN地域発展のための次世代国際協力リーダー養成プログラム」を実施しており、その一環として、ガジャマダ大学法学部と相互に長期・短期で学生の派遣・受入を行っています。本プログラムには、法学分野の講義の受講の他に、自国文化の発信や相手国の言語習得なども盛り込まれており、専門知識の修得に留まらない、包括的でより深い相互理解が目指されています。

大学紹介

ガジャマダ大学は、1949年に設立されたインドネシアで最も歴史のある大学のひとつです。広大なキャンパスに18学部を擁し、学部・大学院を合わせると200以上の教育プログラム、25以上の研究所があります。現在約2,300名の教員、約55,000名の学生及び約650名の留学生が在籍しており、インドネシア最大規模の大学であり、かつ、もっとも権威ある大学です。法学部はFoundation and Bureau of School of Gadjah Madaによって1946年に設立され、ガジャマダ大学よりも長い歴史を持っています。これまで、法曹界、ビジネス界へ優秀な人材を多く輩出しており、インドネシア最高峰の法学部という評価を国内外から得ています。英語による法学教育にも力を注いでおり、国際競争力のある人材を積極的に育成しています。

名古屋大学とガジャマダ大学の交流の沿革

1995年6月20日 名古屋大学と全学間協定締結
2014年1月12日 インドネシア・日本法教育研究センター開設