センターだより

法学講師体験

2019/10/11

ウズベキスタンセンターでは、昨年に引き続き、10月上旬に法学講師体験を実施しました。講師体験として当センターを訪問されたのは、一橋大学法科大学院を卒業した岸本健さんです。岸本さんは、ウズベキスタンでは独立後も土地が国有であることに着目し、4年生の「民事法入門」の授業の中で、特に土地所有権についての講義を担当しました。担保物権や物権的請求権について、具体的な事例を用いた分かりやすい授業に、学生は真剣に聞き入っていました。また、4年生からは、今年行われた土地制度改革により、現在政府が土地の私有化に向けた法整備を行っている段階であることについて発表しました。ウズベキスタンで土地私有化に向けた政府の動きがある中、土地私有の長い歴史を持つ日本による技術支援の可能性についても議論が出るなど、比較法や法整備支援の観点からも非常に有意義な講義となりました。

さらに、ウズベキスタンの法律関係機関として最高裁判所、弁護士会を訪問したほか、日系法律事務所、JICA事務所、名古屋大学事務所も訪問し、関係者との意見交換を行いました。当地で現地の関係者と交流することで、日々変革を続ける同国を多面的に感じ取っていただけたのではないかと思います。岸本さんが、近い将来またウズベキスタンに戻ってきてくださり、両国の法分野の国際協力でご活躍されることを大いに期待しています!Katta rafmat!!

宍戸弁護士による特別講義

2019/09/16

9月13日(金)、日本の法律事務所「瓜生・糸賀法律事務所」の宍戸弁護士がセンターを訪問されました。
宍戸先生からは、グローバルに展開する同事務所についてのご紹介、ご自身の渉外業務についてのご経験についてお話いただきました。特に、過去に経験した最も困難だった案件についての体験談に、4年生と修了生は真剣な表情で聞き入っていました。

「国際的に活躍する法律家になるには、まずは自分の国の法律について詳しくなることが大事である」というお話が印象的でした。

生きた法律についての貴重なご講義をいただいた宍戸先生、そして同事務所で活躍するセンター2期生のYarashev
Nodirbek先輩に心から感謝申し上げます。

夏季セミナー報告会

2019/09/14

日本法センターの学生は、3年生の時に、ウズベキスタンの法律や社会問題について論文を執筆します。日本の先生方が論文や成績を評価し、優秀な学生は8月に日本の名古屋大学で行われる「夏季セミナー」に参加することができます。

今年は、3名の学生が2週間、夏季セミナーに参加しました。学生たちは、他の国(ベトナム、カンボジア、モンゴル)から来た同じセンターの学生たちや、日本の大学生と交流したり、日本の裁判所、少年鑑別所、銀行、企業を訪問しました。週末はホームステイの家族に観光に連れていってもらい、美味しい食事も楽しみました。

 

タシケントに戻った後は、後輩たちに向けて報告会を行い、日本の文房具をプレゼントしました。後輩たちも、来年夏季セミナーにいけるよう、これからたくさん勉強をがんばりましょう!

 

第13回修了式

2019/08/13

7月26日、4年生の修了式が行われました。

タシケント国立法科大学のカニャゾフ学長、日本国大使館の須田臨時代理大使による祝辞をいただいた後、CALEの佐藤副センター長による式辞が述べられました。

センター在校生代表送辞は3年生のウルグベック君が行い、続いて4年生一人一人からスピーチを行いました。

修了式の後の歓談では、日本に留学中の修了生によるビデオメッセージがサプライズで流れ、懐かしいひと時となりました。

多くの来賓の皆様に見守られながら、4年間の思い出とともに、修了生5名はそれぞれの新たなステージへ進むことになります。

これからも、ウズベキスタンと日本の架け橋として活躍するとともに、先輩としてセンターを支えていってください!

4年生による研究発表会

2019/07/15

6月上旬、センターの4年生が、自身の研究成果の発表を行いました。

商標権、弁護士制度、独占禁止法など、ウズベキスタン独自の法律問題について、的確な分析を行い、質問への回答も説得的に行うことができていました。

外国語である日本語で、法的な問題をここまで説得的に説明することができるようになったんだと思うと、指導する側としても感慨深いものがありました。

センターを巣立つ日が近づいていますが、ここで学んだことを活かしてこれからも活躍していって欲しいと思います。

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