センターだより
第27回カンボジアスピーチコンテストが開催されました
2025/05/27
2025年5月25日(日)にカンボジア日本人材開発センターにおいて第27回カンボジアスピーチコンテストが開催されました。
スピーチコンテストは2部に分かれており、第一部は日本への渡航経験なし、第二部は日本への渡航経験ありの部門です。予選として原稿審査を通過した15名の方々が本選のスピーチコンテストに臨みました。
本センターからは3年生のサル スレイニッチさんが第一部に出場しました。
タイトルは「2024年の経験」。教育省主催のキャンプに参加した経験についてスピーチしました。
第一部の優勝者には日本在外企業協会の日本語スピーチ・コンテスト優秀者日本招聘事業に参加する機会が、第二位の参加者には国際交流基金の日本語学習者訪日研修の機会が与えられます。日本へ行くチャンスが得られるということもあり、どの参加者も熱のこもったスピーチを披露していました。
残念ながらスレイニッチさんは入賞とはなりませんでしたが、スピーチコンテストへの出場で得たものは多かったのではないかと思います。
来年のコンテストにもCJLCから多くの学生が挑戦してくれることを期待したいです。
書道講座が開催されました
2024/09/10
8月13日~14日にかけて、書道講座が開催されました。
伊藤吟雪先生と悠紀子さんには、いつもカンボジアセンターの書道講座を開催していただきありがとうございます。
今回も黒い服で墨対策をした学生たちが、筆と格闘していました。初めての時に比べれば慣れてきたものの、やはり筆の扱いは難しい様子です。
みなさん、自分なりに満足できる作品を仕上げられたようです。
伊藤先生、悠紀子さん、今回もありがとうございました。
【執筆担当:佐藤 怜奈(日本語教育担当)】
第12期生修了式が行われました。
2024/09/10
2024年7月23日 王立法経大学Gホールにてカンボジアセンター第12期生の修了式が行われました。
昨年は4年生が在籍していなかったため、2年ぶりの修了式です。
対面では在カンボジア日本国大使館・三好あさぎ総務参事官をはじめ、王立法経大学よりルイ・チャンナー学長、ハップ・パルティ大学院課程長、またカンボジア国内でご活躍されている法曹関係者の皆様にご出席いただきました。オンラインからも広く皆様にご出席いただき、誠にありがとうございました。
今期修了生のサルット・リザーさん、ルム・シーシーメイメイさんは在学中、名古屋大学への長期研修(1年間)に参加していました。日本渡航前と比べ、日本語運用能力が格段に向上し、日本法の知識に対する理解を深められたことは本人たちも自覚していることと思います。
リザーさん、メイメイさん、改めて修了おめでとうございます。
心からお祝い申し上げるとともに、お二人のさらなる躍進を教員一同期待しています。
【執筆担当:佐藤 怜奈(日本語教育担当)】
第26回カンボジア日本語スピーチコンテストが開かれました
2024/06/11
2024年6月9日(日)CJCC Angkor KIZUNA Hallにて、第26回カンボジア日本語スピーチコンテストが開かれました。
カンボジアセンターからは第1部(日本渡航経験2週間未満の部)に2年生4名と3年生1名の計5名、第2部(同経験2週間以上の部)に4年生1名と修了生(1期生)1名が出場いたしました。
第1部は3年生のヌン・リアッチニーさんが見事優勝しました!
第2部は第2位に4年生のルム・シーシーメイメイさん、優勝に修了生(1期生)のジア・シュウマイさんが輝きました!さすがに先輩の壁は高かったようです。
2年生は残念ながら入賞とはいきませんでしたが、3、4年生や修了生の姿を見て、来年もチャレンジする意欲がわいたようです。
会場で応援いただいた皆様、そしてオンラインでご視聴いただいた皆様、ありがとうございました!
【執筆担当:佐藤 怜奈(日本語教育担当)】
2022年度カンボジアセンター総まとめ②
2023/05/09
2022年度下半期のCJLカンボジアセンターの様子についてご報告いたします。
上半期の様子はこちら(別窓で開きます)
さて、下半期も様々な分野の皆様にご協力いただき、センターを運営してまいりました。
①対面書道講座
上半期の総まとめでもお伝えしましたが、Covid-19以前はセンターで年2回、伊藤吟雪先生と奥様である悠紀子さんに書道講座を開催していただいておりました。しかし昨今の事情により渡航は難しいこともあり、ここ2回はオンラインによる書道講座という形をとっていました。
そしてこの下半期に、待ちに待った対面での書道講座が再開されました。
待ちに待った対面での講座です。やはりオンラインでは難しかった部分も、対面ですとさくさく進みます。
学生たちは終始楽しそうに受講し、自分たちが書いた作品にとても満足した様子でした。伊藤先生、奥様、ありがとうございました。
②ICD(法務省法務総合研究所国際協力部)の皆様ご訪問
日本から法務省法務総合研究所国際協力部の皆様が本センターをご訪問され、授業・施設見学、また学生との意見交換を行われました。
現在本センターは、Covid-19の影響によりほぼ1、2年生のみが稼働している状態です。
そこで、1年生の授業を見学していただき、2年生との意見交換となりました。
とはいえ2年生はまだ法学に関する自由な意見交換ができるほど日本語が流暢とは言えません。そこで通訳人の方が同行されましたが、こちらはなんと本センター修了生。
カンボジアセンターが始まって15年。様々な場面で修了生に出会う機会が増えてきています。
2年生は、ICDの皆様との意見交換に最初は緊張していましたが、クメール語の補助があるとわかって安心して発言できていたようです。特に、日本法について様々な質問が次から次へと出てきて、止まらないようでした。
1、2年後には、彼らが今回クメール語で発言した内容も、日本語で説明できるようになれるよう頑張らなければなりません。
学生も日本語の未熟さを痛感しながらも、日本法への興味がより一層強まった様子で、今後の学習により身が入りそうです。
皆様ありがとうございました。
③中央大学の学生さんとの交流会
中央大学法学部学生の皆さんと、本センターの学生が交流会を行いました。対面での交流会に先立って、まずオンラインで挨拶を兼ねたアイスブレイク活動を行い、また対面後にもオンラインでの発表会に参加いたしました。計3回、およそ2カ月にわたる交流です。
センターの学生にとって同世代の日本人と交流する機会自体多くありませんが、同じ専門ともなれば一層希少な機会と言えます。
最初はお互いに緊張している様子でしたが、徐々に打ち解け、楽しく交流できていたようです。
本センターの学生が是非皆さんを案内したいということで、王宮周辺からリバーサイドにかけて一緒に歩くプチ活動も行いました。
中央大学の皆さん、ありがとうございました。本センター学生との交流が、カンボジアでの楽しい思い出の一つになっていましたら幸いです。(※写真につきましては、控えさせていただきます)
【執筆担当:佐藤 怜奈(日本語教育担当)】