センターだより

4年生による研究発表会

2019/07/15

6月上旬、センターの4年生が、自身の研究成果の発表を行いました。

商標権、弁護士制度、独占禁止法など、ウズベキスタン独自の法律問題について、的確な分析を行い、質問への回答も説得的に行うことができていました。

外国語である日本語で、法的な問題をここまで説得的に説明することができるようになったんだと思うと、指導する側としても感慨深いものがありました。

センターを巣立つ日が近づいていますが、ここで学んだことを活かしてこれからも活躍していって欲しいと思います。

ウズベキスタン弁論大会

2019/04/16

2019年3月2日、タシケントの世界経済外交大学で、ウズベキスタン弁論大会が行われました。同大会では、国内の12の教育機関から選ばれた優秀な学生たちによるスピーチが披露されました。当センターからは、2年生のホンゾダベギムさんが出場し、将来の夢についてスピーチを行いました。惜しくも1位を逃しましたが、見事2位に入賞し、上位の大会である中央アジア弁論大会に出場する資格を得ることができました。中央アジア弁論大会は本年4月27日にキルギスで行われる予定です。当センターの学生が中央アジア弁論大会に出場するのは2014年以来、約5年ぶりの快挙となり、明るいニュースの多い春となりました。

ナブルーズ

2019/04/16

3月21日はナブルーズというウズベキスタンの春の訪れを祝う国民の祝日でした。こちらでは、日本の新年に相当する重要なイベントであり、親族で集まって伝統的な料理を作って春の訪れを祝います。特に重要なのは、スマリャクという発芽させた小麦で作られた、茶色くて濃いお粥です。丸1日かけて交代で煮込み、翌朝、集まった人たちでいただきます。また、ほうれん草と玉ねぎが入った「緑のサモサ」(写真)もナブルーズには欠かせません。タンディールという窯で炭火で焼き、出来立てを頬張ると、とても幸せな気持ちになります。ウズベキスタンには様々なイベントの度に、親族や知り合いが集まり、多くの人で美味しい伝統料理を食べ、踊り、語らいます。人が多ければ多いほど、料理も美味しくなると言われているそうです。センターでは、日本について知ってもらうための様々な活動を行っていますが、逆にウズベキスタンから日本人が忘れかけた大切な価値観を教わることもあります。両国の交流の拠点としてセンターがますます発展していくことを願っています。

小学生との交流会

2019/03/20

3/11(月)、日本の小学生とセンターの学生がテレビ電話で交流を行いました。
日本の小学生からは、英語で将来の夢を発表してもらい、センターからいくつか日本語で質問をしました。
また、「ウズベキスタンの食べ物にはどんなものがありますか?」という日本からの質問に対して「プロフ!」と答えると歓声が挙がるなど、終始和やかな交流となりました。

センター内弁論大会の開催

2019/03/20

2月16日(土)、タシケント国立法科大学内名古屋大学日本法教育研究センターにおいて、センター内弁論大会が開催されました。

センターの2年生を中心に、予備審査を経て選ばれた5名が参加し、社会問題など、それぞれの思いを込めたテーマについて、日本語でスピーチを行いました。

5名の審査員の方々により、日本語力や表現方法などの各評価指標に基づいて点数が付けられました。

表彰式では、参加者全員に参加賞が贈られ、3位から1位までの学生には、表彰状と賞品が贈呈されました。

1位に輝いたホンゾダさんは、3月に開催される予定のウズベキスタン弁論大会に出場し、他の大学からの出場者と弁論を競うことになります。

(3月の弁論大会については、別の記事でレポートしますので、お楽しみに!)

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