センターだより

特別ミニ講義(10/10)

2017/11/17

2017年10月10日(火)午後、磯田文雄先生(名古屋大学アジアサテライトキャンパス学院学院長)、島田弦先生(名古屋大学大学院国際開発研究科)、ンガウ・ペンホイ先生(名古屋大学カンボジアサテライトキャンパス拠点長)が、センターを訪問してくださいました。

先生方には新3年生向けの授業(学年論文執筆に向けたガイダンス)を見学していただき、その後、島田先生にお願いして、急遽、新3年生向けの特別ミニ講義を実施していただきました。

島田先生は、「国民がある法(ルール)を知っているにもかかわらず、その法が守られていない」という問題を考えるうえでは、法律を守りたくても守ることができない場合(例えば、法律よりも大事な慣習等の存在)があることなど、大変分かりやい説明をされていました。

島田先生、本当にありがとうございました。

新3年生の皆さんは、学年論文の執筆に向けて、引き続き頑張ってくださいね!

七夕2017

2017/07/06

明日は七夕です。2017年、今年も竹(のように見えますが実際は違うのかも)を用意し、

短冊、七夕飾りを学生たちが準備してくれました。

CJL以外の学生にも、短冊を書いてもらおうとクメール語で説明書き。

いろいろな言語で書かれた短冊が飾られています。

雨季のカンボジア、七夕の日はもちろん雨が降る確率は高いですが、

天気に関わらず、みなさんの願いが叶うといいですね。

伊藤先生の出張書道講座

2017/06/08

2017年6月6日、7日、恒例の伊藤先生ご夫妻の書道講座が開催されました。

いつも名古屋から、ありがとうございます。

1年生は今回が初めての書道。

とても楽しんでいたようです。

      

「結婚」とは、難しい字を知っていますね。

2年生たちは、うちわに言葉を書きました。

3年生は、絵馬に書きます。願いが叶うといいですね。

そして4年生は、これが最後の書道講座です。

掛け軸を用意して頂き、自分の好きな言葉を書きました。

出来上がった作品は、こちら。

力強い言葉が並んでいます。

みんな、この言葉の通りの将来を進んでくださいね。

スピーチコンテスト2017

2017/05/26

2017年5月21日(日)、プノンペンにて第20回日本語スピーチコンテストが

開催されました。

今回は、CJLCから2年生7名(渡航経験無し部門)、4年生3名(渡航経験あり部門)

というたくさんの学生が出場しました。

スピーチの練習も、みなさん熱心に行いました。

本番は、練習よりもずっとよいスピーチができていました。2年生にとって、どんなに

準備しても質疑応答は少し難しかったようですが、それでも精一杯答えていました。

 

 

 

 

 

 

そして、渡航経験あり部門に出場したホイコンさんが、2位に入賞しました。

スピーチタイトルは「敬語なのに、失礼になっちゃう」。

謙遜のつもりで使った敬語が、場面や相手によって失礼に受け取られてしまった

経験について話しました。

応援する学生たちは、お揃いのTシャツを作り、一生懸命応援してくれました。

CJLC以外の学生に対しても、暖かい拍手を送っていたことがとても素晴らしかったです。

また次回のスピーチコンテストにも、出場できるようにがんばりましょう!

短期留学報告(名古屋から)

2017/02/09

今年も、9月から文科省の日研生プログラムで日本に一年間
留学している学生がいます。
6期生のカエマリーさんです。カエマリーさんは名古屋大学に
留学中です。
名古屋に行ってから、いろいろな経験をしたようです。
その経験はきっと、これからの人生の糧になることでしょう。
残りの留学生活も、前向きに、楽しく、過ごしてくださいね。

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 昨年の9月末に日本で留学することになりました。日本に来る経験がありますがそんな長い間留学するなんて、今回が初めてです。確かに外国で生活するのは簡単なことではありません。来たばかりなのにすぐに帰国したいという気持ちもありました。
 私の留学先は名古屋大学です。ここに来て、はじめの印象は、カンボジアにいる日本人と、日本にいる日本人は、全く違うということです。カンボジアでの日本人は明るくて、やさしいので好きでした。とても親しみを感じました。しかし日本での日本人はそうではありません。無口で、真面目そうな顔をして、いつも急いでいるように見えます。笑顔はほとんど見たことがありません。日本に来た時、初めて電車に乗りました。駅で会う日本人の印象は今でも忘れられません。サラリーマンらしく、手元にカバンを持ちながら、何も見ないで早く歩く、何人かの男性でした。「はああ、仕事にとても忙しいのかもしれないなあ、そんな急ぐのは」と私は思いました。電車を待ちながら、周りの人を見ました。近くにいる高校生らしい人は、何も気にしないで携帯電話を夢中で見ていました。電車が来て、乗るとまた新しい風景を見ました。電車でしんとして、本当に静かでした。車両にいるのは、ほとんど日本人でした。私は外国人ですから、話しかけてくれないのはたぶん言語の問題からかもしれませんが、近くに座る日本人同士でも、ぜんぜん話しかけないのはちょっと変だと思いました。少なくとも「こんにちは」とか話しかけたらいいのに。カンボジア人だったらそうでもありません。「今日は、暑いですね!」とか「どこへ行く?」とか、見知らぬ人同士でも話しかけるのをよく見かけます。日本人が「明るい」と思っていた私は困惑してしまいました。日本人は自分以外の人間は、みんな物だと思っているのかもしれません。物と会話する人はいないですからね。ですから日本人がやや怖かったです。

 名古屋でどこかへ行くのに地下鉄がよく使われています。でもみなさんもご存知のとおりに地下鉄線は本当に複雑です。経験のない外国人の私にとって一人で乗ることは絶対できません。今までは誰かと一緒に乗っていたけど、初めて一人で地下鉄に乗った時、本当にドキドキしました。一人で地下鉄を乗れるなんて思ってもみませんでした。でも仕方がない、他人に頼るばかりではだめですから、とりあえず一人で乗ってみました。
 結果は大変でした。道に迷ってしまいました。何回も乗り換えたから元の所に戻ろうとしてもできません。駅も広いし、地下鉄線もたくさんあって、いったい何が何だかぜんぜん分かりませんでした。怖い日本人に聞いても、無視されるに違いないと思いましたから、できるだけ自分で道を探そうとしました。でも、結局できませんでした。
仕方がないので、日本人に道を聞くことにしました。周りにはたくさん日本人がいましたけどある人は顔を見るだけでびくびくしました。ある人は夢中にゲームをやったり、仲間と大声で話したりして、そういう人たちには道を聞くどころじゃないと思って、本当に困りました。私が慌ているところを一人で電車を待っている女性に見られました。顔も優しそうだし、そしてせっかく見られたから彼女に聞くことにしました。実はちょっとためらっていましたが、勇気を出して聞いてみると案外に親切に詳しく説明したり、心配したりしてくれました。その女性のおかげで、寮に帰れました。彼女の笑顔はいまだにしっかり覚えています。その経験一つの大事なことを理解できるようになりました。
 思い込みと言う言葉をご存知ですか。「私が正しい」、「これは絶対こうあるべきです!」という考え方です。私は、「日本での日本人は怖い」、「他人を物と見做す日本人は、私のことを無視するはずです!」と思い込んでいました。
 しかしその日からいくつかのことに気がつきました。手にいっぱい本を持っている私の姿を見て、ドア開けておいてくれる日本人、毎日大学へ行く時「おはようございます」と話しかけてくれる、寮で働いているおじいさん、お金を引き出すとき忘れ物があって教えてくれる女性のこと、いっぱい親切にしてくれた人がいたのに、思い込みのせいで、ぜんぜん気が付かなかったのです。
 自分の考え方に固執していて、それまでは日本での良いことがぜんぜん見えませんでした。でも、思い込みを少しだけ捨てれば、物事の見方を変えられます。
 今なら「怖い日本人」という言葉はもうないです。しかし「面白い日本人」という新しいことばが出て来ました。今でも日本人のことよく理解できませんが、何とか思い込みを捨てることによって、悪い面だけではなく、彼らの良い面も見えるようになりました。怖そうですが親切、無口そうですが明るい、まじめそうですがユーモア、日本人は一見しただけでは分かりません。これから、勉強だけではなく、日本人についても、もっと理解したいと思っています。

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